小祥(読み)しょうしょう

精選版 日本国語大辞典 「小祥」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しょうセウシャウ【小祥】

  1. 〘 名詞 〙しょうしょうき(小祥忌)
    1. [初出の実例]「遇于前武州大守桂岩大居士小祥之辰」(出典:丱余集(1409頃)中・桂岩居士小祥忌拙偈代祭文)
    2. 「一周忌には小祥と云てちっと吉祥になりて吉事をするぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
    3. [その他の文献]〔儀礼‐士虞礼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小祥の言及

【葬制】より

…ただ国家に大事のあるときは,〈奪情〉といい,黒い麻布を首または胸につけて(墨絰(ぼくてつ))出仕した。3年喪の間には,13ヵ月の祭〈小祥〉,25ヵ月の祭〈大祥〉,27ヵ月の祭〈禫〉がある。 以上は,古代中国において行われたもので,ある一定の官位についた者に対する規定である。…

※「小祥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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