小竹田男(読み)ささだおとこ

精選版 日本国語大辞典 「小竹田男」の意味・読み・例文・類語

ささだ‐おとこ‥をとこ【小竹田男】

  1. ( 「万葉‐一八〇二」の「小竹田丁子(しのだおとこ)」を、昔こう読んだところから出た名 ) 美しい菟原処女(うないおとめ)を、菟原壮子(うないおとこ)と争ったという伝説上の人物
    1. [初出の実例]「小竹田男(ささだをとこ)、血沼大夫(ちんのますらを)同じ日の同じ時わりなき思ひの玉章を通はす」(出典謡曲求塚(1384頃))

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