小糠三合(読み)こぬかさんごう

精選版 日本国語大辞典 「小糠三合」の意味・読み・例文・類語

こぬか‐さんごう ‥サンガフ【小糠三合】

〘名〙
① わずかな財産のたとえ。
※俳諧・鷹筑波(1638)一「わが名はまだきたてる入むこ 恋すてふこぬか三合(さんガウ)やもたざらん〈一次〉」
※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)四幕「わしが聟に来たとても、譬にもいふ小糠三合(コヌカさんガフ)

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