小耳に聞きはさむ(読み)こみみにききはさむ

精選版 日本国語大辞典 「小耳に聞きはさむ」の意味・読み・例文・類語

こみみ【小耳】 に=聞(き)きはさむ[=聞(き)き取(と)る]

  1. 大人の話などを子供がちょっと耳にする。また、ふと耳にする。小耳にはさむ。
    1. [初出の実例]「しかるどす声国松か。小耳(こミミ)に聞き取泣出す」(出典:浄瑠璃・関取二代勝負附(1768)二幕)
    2. 「おれも子耳(コミミ)に聞(キキ)はさんだ事だから忘れておたまりがあるものか」(出典:滑稽本浮世床(1813‐23)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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