小菅郷校跡(読み)こすげごうこうあと

日本歴史地名大系 「小菅郷校跡」の解説

小菅郷校跡
こすげごうこうあと

[現在地名]里美村小菅 伊保竹

伊保竹いぼだけの通称御館の平おかんのたいら上台うわだいの地に、安政四年(一八五七)三月開館された水戸藩一五郷校の一つ。

当時の絵図(椎名智彦氏蔵)によると、一千五六六坪の敷地内に本館があり、その南に八八四坪の練兵場、北西に長さ一〇〇間・幅三間の百間矢場(射撃場)と長さ三〇間・幅六間の矢場があった。本館の構造は上段の間、二の間(ともに八畳)、三の間(六畳)、玄関(四畳)、勝手(一一畳)、武場(広さ不明)となっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android