精選版 日本国語大辞典 「小袋」の意味・読み・例文・類語 こ‐ぶくろ【小袋】 [1] 〘名〙① 小さい袋。〔字鏡集(1245)〕※浮世草子・好色一代女(1686)四「或時思ひ出して、下女に小袋(こブクロ)もたせて本町に行て」② 睾丸(こうがん)の異称。※俳諧・鷹筑波(1638)五「堤をひたすなみはたぶたぶ 小袋をあらふたらゐの水多み〈貞義〉」[2] 「こぶくろざか(小袋坂)」の略。※雑俳・柳多留‐二一(1786)「むつかしさ嫁小ふくろへつっば入」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報