小西義敬(読み)こにし ぎけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小西義敬」の解説

小西義敬 こにし-ぎけい

?-? 明治時代新聞経営者。
駅逓頭(えきていのかみ)前島密(ひそか)の意向をうけ,明治5年「郵便報知新聞」(のちの「報知新聞」)を創刊。のち同紙をはなれ,17年仮名垣魯文(かながき-ろぶん)らの援助で「今日新聞」(のちの「都新聞」)を創刊した。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小西義敬の言及

【郵便報知新聞】より

…明治前期の東京で発行された有力な政論新聞。1872年(明治5)に駅逓頭前島密(ひそか)が秘書の小西義敬を社主として創刊させた。駅逓寮(のちの郵便局)の組織を通じてニュースを集めるなど地方記事が充実し,また配送も迅速円滑であった。…

※「小西義敬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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