コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

都新聞 みやこしんぶん

5件 の用語解説(都新聞の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

都新聞
みやこしんぶん

明治から昭和にかけて東京で発行された大衆紙。 1884年仮名垣魯文を主筆として夕刊紙『今日新聞』が創刊され,88年黒岩涙香主筆の朝刊紙『みやこ新聞』となり,89年『都新聞』と改題。演劇・文芸記事に特色があって下町好みの新聞であったが,1942年新聞事業令 (1941.12.公布) により『国民新聞』と合併,夕刊地方紙の『東京新聞』となった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

都新聞【みやこしんぶん】

明治〜昭和の日刊新聞。1884年発行の夕刊紙《今日新聞》が前身。1888年《みやこ新聞》,1889年《都新聞》と改題。小説や歌舞伎・花柳界関係の記事に特徴があり,黒岩涙香の翻案小説,伊原青々園の劇評などが人気をよんだ。
→関連項目人生劇場大菩薩峠(文学)長谷川伸

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

みやこしんぶん【都新聞】

明治から昭和にかけて発行された新聞。1884年9月小西義敬により夕刊紙《今日新聞》として東京で創刊された。初代主筆は仮名垣魯文(かながきろぶん)。88年11月《みやこ新聞》,さらに翌年2月から《都新聞》と改題し,朝刊紙となった。92年,改進党の楠本正隆の買収後,政治的には改進党寄り,後には政友会系といわれたが,党派色は薄く日露講和反対運動で,マスコミの大勢に従った程度にとどまった。内容は歌舞伎,花柳界などの通俗記事と小説の充実を本領とし,黒岩涙香の翻案小説,伊原青々園の探偵実話,劇評などにより,東京下町を中心に読者を集めた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

みやこしんぶん【都新聞】

戦前に東京で発行されていた日刊紙。1884年(明治17)創刊の「今日こんにち新聞」が前身。88年「みやこ新聞」、翌89年「都新聞」と改題。芝居や演劇・文学に力を入れて庶民の人気を得た。1942年(昭和17)「国民新聞」と合併し「東京新聞」となる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

都新聞
みやこしんぶん

第二次世界大戦前、東京で発行されていた日刊紙。前身は1884年(明治17)9月25日に創刊された『今日(こんにち)新聞』で、仮名垣魯文(かながきろぶん)が主筆の夕刊紙。88年11月16日『みやこ新聞』と改題、朝刊の劇場機関紙となり、黒岩涙香(るいこう)が主筆として社説、探偵小説を掲載した。翌年2月1日『都新聞』と改題、以後、文学、芝居、演劇に重点を置き、花柳界の広告を載せるなど独特の編集方針で庶民の人気を集めた。92年5月、楠本正隆(くすもとまさたか)(1838―1902)の所有となり、改進党色を帯びたため、大正に入ると経営不振に陥った。1919年(大正8)12月2日、足利(あしかが)の機業家福田英助が買収、商況欄に力を入れ、生糸欄、ラジオ欄を設けるなど紙面を刷新するとともに、独立自営を信条に健全な経営を続け、関東大震災(1923)後の東京紙の衰退のなかで独自の発展の途をたどった。1942年(昭和17)10月1日戦時新聞統合で『国民新聞』と合併、『東京新聞』となる。[春原昭彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の都新聞の言及

【国民新聞】より

…再建のため石川武美根津嘉一郎があいついで資本参加し,1926年株式会社に改組したが,もはや挽回できず,29年蘇峰は退社し,大島宇吉の経営に移った。42年新聞統合政策のため《都新聞》と合併し《東京新聞》となった。【有山 輝雄】。…

※「都新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

都新聞の関連キーワード上田耕甫小新聞地方紙聟島唐行き旧帝大石巻港小杉放菴ガラス乾板荻江ひさ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

都新聞の関連情報