小語(読み)ショウゴ

デジタル大辞泉 「小語」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ご〔セウ‐〕【小語】

[名](スル)
短い話をすること。また、その言葉寸話
小さい声で話すこと。
「忽ち口を乙が耳に寄せて低声―す」〈服部誠一・東京新繁昌記

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精選版 日本国語大辞典 「小語」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ごセウ‥【小語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 短い話をすること。ちょっとした話を語ること。また、そのことば。寸話。
    1. [初出の実例]「囲炉小語、案上有林間彔」(出典:臥雲日件録‐文安三年(1446)一二月二一日)
    2. [その他の文献]〔傅咸‐小語賦〕
  3. ( ━する ) 小声で話すこと。低い声で語ること。また、その声。
    1. [初出の実例]「耳語は小語ぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐碧落洞詩〕
  4. しょうめいじ(小名辞)

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