小豆粒(読み)あずきつぶ

精選版 日本国語大辞典 「小豆粒」の意味・読み・例文・類語

あずき‐つぶあづき‥【小豆粒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小豆の粒。また、小豆の粒ほどの大きさのもの。多く、小さいもののたとえ。
    1. [初出の実例]「小豆つぶ程な細金(こまがね)さへ無いざまで」(出典浄瑠璃長町女腹切(1712頃)中)
  3. 江戸時代通用した豆板銀の俗称。
    1. [初出の実例]「小豆つぶは持(もた)ね共小判と云物持ってゐる」(出典:浄瑠璃・長町女腹切(1712頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android