小躍(読み)こおどり

精選版 日本国語大辞典 「小躍」の意味・読み・例文・類語

こ‐おどり ‥をどり【小躍】

〘名〙 (「こ」は接頭語多く「こおどりする」の形で用いる)
① 小さくはねること。また、はねること。
※梵舜本太平記(14C後)一七「猪の目透かしたる鉞(まさかり)の、歯の亙(わたり)一尺計りあるを、右の肩に振りかたげて〈略〉小跳りして登る有様は」
② とびあがらんばかりによろこぶこと。雀躍(じゃくやく)
咄本・一休関東咄(1672)下「ゑみをふくみ小おどりして申ける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android