小轡新田村(読み)こぐつわしんでんむら

日本歴史地名大系 「小轡新田村」の解説

小轡新田村
こぐつわしんでんむら

[現在地名]茂原市小轡

本小轡村の東に位置する。元禄三年(一六九〇)当村と本小轡村との野論の際に「小轡新田之儀六拾年以前午之年野村彦太夫様新田ニ御取立被遊候」といわれ、寛永七年(一六三〇)に高三六石余の見立新田として成立したと思われる(藤乗家文書)。初め幕府領として本轡村の枝郷であったが、寛文元年(一六六一)に分村し、旗本駒井領(同文書)元禄郷帳では高三八石余。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高七〇石余、幕府領と駒井領の相給で、家数二五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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