小野周(読み)オノ シュウ

20世紀日本人名事典 「小野周」の解説

小野 周
オノ シュウ

昭和期の理論物理学者,統計力学者 東京大学名誉教授;群馬大学名誉教授。



生年
大正7(1918)年9月5日

没年
平成7(1995)年4月24日

出生地
福岡市

学歴〔年〕
九州帝国大学理学部物理学科〔昭和17年〕卒,九州帝国大学大学院工学研究科応用物理学専攻博士課程修了

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
勲二等旭日重光章〔平成3年〕

経歴
昭和20年九州大学工学部助教授、29年東京大学教養学部助教授、38年教授。54年退官し、56〜60年群馬大学長を務めた。原子力平和利用3原則にもとづいた、原発の問題点を指摘、警告する発言を行なう。著書に「われわれは原発と共存できるか」「温度とは何か」「考える理科10話」「エントロピーのすべて」「物理学の七つの革命」他。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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