小針城跡(読み)こばりじようあと

日本歴史地名大系 「小針城跡」の解説

小針城跡
こばりじようあと

[現在地名]岡崎市小針町 城跡・土井畔・的場・馬場西・油デン・池城

小針地籍の崖端より東西二町・南北三町ほどが城郭であったといわれ、「三河堤」などに三河阿部氏の祖阿部忠正の居城とある。字的場まとばの小針神社裏には堀跡、東に墳墓碑がある。「三河国二葉松」には、阿部氏は文明三年(一四七一)松平三代信光の西三河攻略の際臣従し、一子正重を安祥あんしよう(現安城市)城主四代親忠に出仕させた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android