小頭町(読み)こがしらまち

日本歴史地名大系 「小頭町」の解説

小頭町
こがしらまち

[現在地名]久留米市小頭町・原古賀町はらこがまち門町もんまち

柳川往還沿いの原古賀二丁目から南東に分岐した上妻かみつま・肥後往還筋に形成された町場。延宝城下図では地子屋敷とある。元禄四年(一六九一)小頭町俵留番がみえる(古代日記書抜)。宝永二年(一七〇五)火事があったが(石原家記)、この頃は城下町として把握されておらず(啓忘録抜萃)、享保一一年(一七二六)の大火後、翌年いけ町町人が移住、当町は四丁目まで延長された(石原家記)。同一八年当時、町別当組は小頭町一丁目・同二丁目は研屋掛、同三丁目・同四丁目は米屋掛。同年当町の飢人二六三人に粥施行がなされた(以上、同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む