小黒飯村(読み)おくるいむら

日本歴史地名大系 「小黒飯村」の解説

小黒飯村
おくるいむら

[現在地名]高浜町小黒飯

難波江なばえ村の北、内浦うちうら半島東岸の小さな入江にある漁村。「若狭郡県志」に「小黒飯村属青郷」とみえる。文永二年(一二六五)若狭国惣田数帳写の春宮御厨あお保の項にみえる恒貞浦は難波江村とともに当地をさすとされている。慶長七年(一六〇二)六月一六日付の若狭国浦々漁師船等取調帳(桑村家文書)に「小くろい浦 〆九艘 十八人」とみえ、一かわの大網もあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む