小鼻が落ちる(読み)コバナガオチル

デジタル大辞泉 「小鼻が落ちる」の意味・読み・例文・類語

小鼻こばな・ちる

病人が衰弱して死に近づくとき、小鼻の肉がそげ細るのをいう。
「平吉の顔は…―・ちて、くちびるの色が変って」〈芥川ひょっとこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小鼻が落ちる」の意味・読み・例文・類語

こばな【小鼻】 が 落(お)ちる

  1. ( 小鼻の肉がそげ落ちる意 ) 病人が衰弱して死に近づいたさまをいう語。
    1. [初出の実例]「小鼻が落ちて、脣の色が変って、白くなった額には、油汗が流れている」(出典:ひょっとこ(1915)〈芥川龍之介〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む