少外記(読み)ショウゲキ

デジタル大辞泉 「少外記」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げき〔セウ‐〕【少外記】

律令制で、外記うち下位の職。→外記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「少外記」の意味・読み・例文・類語

しょう‐げき セウ‥【少外記】

〘名〙 令制で、太政官に属する外記のうちで下位の職名。文書事務を担当する。
令集解(701)職員「釈云。凡太政大臣以下。右少史以上。并少外記以上。等親相避也。古記无別也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の少外記の言及

【外記】より

…日本古代律令官制の官職の一つ。太政官に大外記2人,少外記2人が所属する。和訓は〈とのおおい(すない)しるすつかさ〉。…

※「少外記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android