橋口いくよによる小説。原宿の劇場、ハリウッド東京を舞台に、アイドルを目指す青年たちの姿を描く群像劇。橋口が2008年に出版した女性アイドルをテーマとする「原宿ガール」という作品を原案に、キャラクターを男性に置き換えた舞台作品「少年ハリウッド」が2011年に上演される。この舞台脚本を元に橋口が作品をリライトし、2012年に小学館文庫より書籍版を刊行。その後、さらに加筆・訂正した完全版を2014年に刊行。「アニメ×小説×ぜんハリ」を掲げるメディアミックス企画によるアニメ化作品があり、同作に登場するアイドルユニットの公式ライバルという設定の男性アイドルグループ「ZEN THE HOLLYWOOD」(略称:ぜんハリ)が実際の音楽活動を行なっている。