加筆(読み)カヒツ

精選版 日本国語大辞典 「加筆」の意味・読み・例文・類語

か‐ひつ【加筆】

  1. 〘 名詞 〙 文書を訂正したり、書き足したりすること。また、詩文などを添削すること。
    1. [初出の実例]「子之負物、親之方へ不之。但、親借状・加筆者、可其沙汰」(出典甲州法度次第(1554)四〇条)
    2. 「もしくは人麿の上の正三位の字などと同じく、後人の加筆なるも知らず」(出典:国歌八論(1742)古学)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む