尻に敷く(読み)シリニシク

デジタル大辞泉 「尻に敷く」の意味・読み・例文・類語

しり・く

妻が自分の意に夫を従わせて、思うままに振る舞う。「亭主を―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 しり 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「尻に敷く」の意味・読み・例文・類語

しり【尻】 に 敷(し)

  1. 相手を軽くみて、自分の思うままにふるまう。多く、妻が夫を軽んじて、勝手気ままにふるまうことをいう。尻の下に敷く。
    1. [初出の実例]「つをち者、うでのよわい者をせこめ、足にふみつけ尻(シリ)にしくやうにしたぞ」(出典:玉塵抄(1563)四五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android