尻へ手が回る(読み)しりへてがまわる

精選版 日本国語大辞典 「尻へ手が回る」の意味・読み・例文・類語

しり【尻】 へ 手(て)が回(まわ)る

  1. ① 他人の言動などを自分勝手に推量する。気をまわす。
    1. [初出の実例]「イヤコレわがみの事をおりゃ何にも悪うはいやせなんだと、可笑しい尻へ手の廻る、帯引緊めて立出づる」(出典:浄瑠璃・双蝶蝶曲輪日記(1749)六)
  2. ② 後々のことを考えて手段を講ずる。
    1. [初出の実例]「こりゃ。宗九郎が仕事は、サ、跡の跡迠(まで)尻へ手が廻って有わいやい」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)一)

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