尻巻き(読み)しまき

精選版 日本国語大辞典 「尻巻き」の意味・読み・例文・類語

し‐まき【尻巻・後巻】

  1. 〘 名詞 〙しりまき(尻巻)
    1. [初出の実例]「或着礼服、或被甲冑、或称後巻(シマキ)」(出典洛陽田楽記(1096))

しり‐まき【尻巻・後巻】

  1. 〘 名詞 〙 終わり。最後。しんがり。うしろまき。しまき。
    1. [初出の実例]「我を尻巻に入れむずるなめりと思て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android