尻輪(読み)しりわ

精選版 日本国語大辞典 「尻輪」の意味・読み・例文・類語

しり‐わ【尻輪】

  1. 〘 名詞 〙しずわ(後輪)
    1. [初出の実例]「鞍の前輪より、鎧の草摺を尻輪懸けて、矢先三寸余りぞ射通したる」(出典:保元物語(1220頃か)中)

しり‐つ‐わ【尻輪】

  1. 〘 名詞 〙しずわ(後輪)
    1. [初出の実例]「尻つはよりあなたへ矢さき長に射出したり」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「尻輪」の読み・字形・画数・意味

【尻輪】こう(かう)りん

尻を輪輿と思う。〔荘子、大宗師〕假(しんか)(次第に変わる)して、予(われ)の尻をして、以て輪(車輪)と爲し、(こころ)を以て馬と爲し、予因りて以て之れに乘るも、豈にに駕せんや。

字通「尻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む