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 しり

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知恵蔵2015の解説

商用ソフトウエアは、一般にインストール時に固有シリアル(serial)番号を入力しないと使えない。このシリアルに、「茶(チャット)」「鯖(サーバー)」「垢・赤(アカウント)」と同じように漢字を当てたもので、いずれも隠語的には秀逸で長期使用されている。パケット節約テクニックとして短い文章が是とされたインターネット黎明期の名残ともいわれる。アングラ界では、尻集(シリアル番号簿)、尻板(シリアル番号を教えあう掲示板)などと使われる。

(川口正貴 ライター / 2009年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

しり【尻/×臀/後】

[名]
人や動物の胴体の後部で、肛門の付近の肉づきの豊かなところ。けつ。おいど。臀部(でんぶ)。
動く人や物の後ろ。あと。後方。「行進の―について歩く」
物事の一番あと。終わりの部分。しまい。最後。「ことばの―」「―から二番目の成績」
物の、最も後ろの部分。最後部。「―の切れたわらぞうり」
本・末のある長い物の、末の部分。末端。「縄の―を持つ」
容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の―」
着物の裾。
物事や行為の結果。結果として生じた事態。また、事件の余波。とばっちり。
「その責任を持ち込んで来る―はなかった」〈徳永太陽のない街
[補説]他の語の下に付いて複合語をつくるときは一般に「じり」となる。
[接尾]助数詞。矢羽に用いる鳥の羽を数えるのに用いる。尾羽を用いるところからの語。大鷲(おおわし)は14枚、小鷲は12枚、鷹(たか)は10枚で一尻という。
「鷲の羽百―、よき馬三疋」〈義経記・二〉
[下接語](じり)脂尻・糸尻押っ立て尻織り尻仮名尻川尻為替尻勘定尻木尻口尻鞍(くら)尻交換尻湖尻言葉尻賽(さい)尻財布尻鞘(さや)尻地(じ)尻瀬尻台尻檀(だん)尻帳尻月尻出尻どん尻長尻鍋(なべ)尻・沼尻・半尻貿易尻幕尻眉(まゆ)尻目尻矢尻

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大辞林 第三版の解説

じり【尻】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


しり

人体の臀部(でんぶ)(医学では殿部と書く)、すなわち、骨盤の背側部で仙骨部の両側に殿筋(尻の筋肉)と多量の分厚い皮下脂肪層が発達して、膨らみをつくっている部分をいう。尻の上方の境界は腸骨上縁の腸骨稜(りょう)の線で、下方の境界は尻の膨らみの下縁で、下向きの弓形状をして走っている皮膚の溝(殿溝(でんこう))になる。この殿溝は骨盤骨の最下位で皮下に触れることができる坐骨(ざこつ)結節の部位から、大腿骨(だいたいこつ)大転子という突起の部位まで走っている。この殿溝のほぼ中央の深部に坐骨神経が縦走している。殿筋群のなかでは、腸骨のもっとも外側部にある強大な大殿筋がよく発達していて、尻の膨らみの大部分を占めている。ヒトが直立の姿勢をとる際には骨盤を鉛直に保つために大腿を伸展させるが、このとき、大殿筋がもっとも主要な伸展筋としての働きをする。大殿筋には、このほか大腿の外旋の働きもある。中殿筋、小殿筋はほぼ大殿筋の下層に重なって存在し、外転や内旋の働きをしている。
 尻の皮下脂肪層は体の他部よりもよく発達し、また男性よりも女性のほうが多い。尻の皮膚は背部の皮膚と同様に厚くできている。[嶋井和世]

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