尼ヶ崎新田(読み)あまがさきしんでん

日本歴史地名大系 「尼ヶ崎新田」の解説

尼ヶ崎新田
あまがさきしんでん

[現在地名]大東市三箇さんが一―六丁目・大東町・御領ごりよう一丁目

大和川付替え直前の元禄一五年(一七〇二)深野ふこの池のうち上三箇かみさんがの西側の部分を尼ヶ崎屋又右衛門が開墾し、その名をもって新田名とした。遅れて干拓された尼ヶ崎新々田に対し、古尼ヶ崎新田ともいう。讃良さらら郡に属する。開発以後幕府領であるが、寛政六年(一七九四)高槻藩預地となる(「高槻永井氏預り所村々高付帳」中村家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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