精選版 日本国語大辞典 「尼削」の意味・読み・例文・類語
あま‐そぎ【尼削】
〘名〙
① 尼となった人が、肩のあたりで髪を切りそろえること。
※枕(10C終)一五一「頭(かしら)はあまそぎなる児(ちご)の、目に髪のおほへるをかきはやらで、うちかたぶきて物など見たるもうつくし」
あま‐そ・ぐ【尼削】
〘他ガ四〙 尼の髪形に髪の末を切りおとす。あまそぎにする。
※栄花(1028‐92頃)衣の珠「いみじう美しげに、あまそぎたる児(ちご)どもの様にておはします」
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