精選版 日本国語大辞典 「尼顔」の意味・読み・例文・類語
あま‐がお‥がほ【尼顔】
- 〘 名詞 〙 ( 尼は化粧しないところから ) 化粧をしない顔、または、化粧をしたことのない顔。すがお。
- [初出の実例]「中頃のさしもなき歌を、この世の歌に並べて見れば、けさうしたる人の中に、あまがほにてまじはれるに異ならず」(出典:無名抄(1211頃))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...