尾張徊行記(読み)おわりじゆんこうき

日本歴史地名大系 「尾張徊行記」の解説

尾張徊行記(徇行記)
おわりじゆんこうき

三九巻

別称 郡村徇行記 樋口好古著

成立 文政五年

分類 地誌

原本 愛知県図書館・名古屋市鶴舞中央図書館分蔵

解説 著者は江戸中期から末期にかけ尾張藩の司農監として令名があり、書物奉行も歴任した。長い間領内各地の行政に当たった著者自身の調査・見聞に基づき、また多くの古文献を引いて村々の現状沿革を郡別・支配別に詳細に記述美濃地方の尾張藩領も含まれている。

活字本 名古屋叢書続編巻四―八

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android