尾翼鱸(読み)おはたすずき

精選版 日本国語大辞典 「尾翼鱸」の意味・読み・例文・類語

おはた‐すずきをはた‥【尾翼鱸】

  1. 〘 名詞 〙 尾や鰭(ひれ)がぴんと張ったみごとなスズキ
    1. [初出の実例]「釣為る海人(あま)の、口大の、尾翼鱸〈鱸を訓みて須受岐(スズキ)と云ふ〉さわさわに控き依せ騰げて」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android