尾長野村(読み)おながのむら

日本歴史地名大系 「尾長野村」の解説

尾長野村
おながのむら

[現在地名]丹波町字下山しもやま

高屋たかや川の東側台地上に展開する。北から東にかけて高山が連なり、西南部に集落が散在する。東はわらび村、北は白土しらつち村、南は黒瀬くろぜ村、西は高屋川を越えて知野部ちのべ村。園部藩領。

村高は元禄一三年(一七〇〇)丹波国郷帳の四〇石余から、天保郷帳では八七石余に倍増。周辺の諸村も同じ傾向で、当地域の近世期における開発の進展ぶりが想像できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android