丹波町(読み)たんばちよう

日本歴史地名大系 「丹波町」の解説

丹波町
たんばちよう

面積:七四・二八平方キロ

船井郡の中央部西側に位置し、東から南にかけての境界の標高四〇〇―五〇〇メートルの連山は郡の分水界をなし、丹波町の河水は日本海に流れる。東は日吉ひよし町、南は園部そのべ町、西は瑞穂みずほ町と兵庫県多紀たき篠山ささやま町、北は和知わち町に接する。南北およそ一三キロ、東西六キロ前後の南北に長い町域を形成し、中央部分を須知しゆうち川が北流するが、瑞穂町東部の水を集めた高屋たかや川に合流して町北部から和知町に流れ出る。周囲は数百メートルの山で取り巻かれ町全体が高原状の地形水田は少なく、酪農が比較的盛んである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報