尾駮(読み)おぶち

精選版 日本国語大辞典 「尾駮」の意味・読み・例文・類語

おぶちをぶち【尾駮】

  1. 青森県、下北半島太平洋岸にある六ケ所村の中心集落。尾駮沼があり、周辺の台地古くから馬の産地
    1. [初出の実例]「陸奥(みちのく)のおぶちの駒も野がふには荒れこそまされなつくものかは〈よみ人しらず〉」(出典後撰和歌集(951‐953頃)雑四・一二五二)

尾駮の補助注記

「おぶちのこま」を馬の毛色の斑(ぶち)とみる説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android