デジタル大辞泉 「屈輪」の意味・読み・例文・類語 ぐり【▽屈▽輪/×倶利】 堆朱ついしゅや寺院建築などに用いられる、蕨わらび形の曲線の連続文様。ぐりぐり。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「屈輪」の意味・読み・例文・類語 ぐ‐り【屈輪・倶利】 〘 名詞 〙 漆塗の堆朱(ついしゅ)や堆黒(ついこく)で用いられる、蕨形(わらびがた)の連続した渦巻文様。また、それを彫り出したもの。禅宗寺院建築や工芸品にみられる。ぐりぐり。ぐりん。〔書言字考節用集(1717)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の屈輪の言及 【彫漆】より …技法は,素地の表面に漆を数十~100回あまり塗り重ねて適当な厚さにした漆層に刀で文様を浮彫状に表したもの。漆の色や文様の違いによって,堆朱(ついしゆ),堆黒,堆黄,屈輪(ぐり),彫彩漆(紅花緑葉)などの名称で呼ばれる。これらは元来中国で盛んに行われたもので,中国では堆朱を剔紅(てきこう),堆黒を剔黒,堆黄を剔黄,紅花緑葉を剔彩ともいう。… ※「屈輪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by