日本歴史地名大系 「屋代遺跡群」の解説 屋代遺跡群やしろいせきぐん 長野県:更埴市屋代村屋代遺跡群[現在地名]千曲市屋代・雨宮千(ち)曲(くま)川右岸雨宮(あめのみや)の自然堤防全面が屋代遺跡群で、南に接する後背湿地には古代の条里水田が展開し、背後の山上には前期・中期の古墳が築かれている。上信越自動車道通過に先立つ調査で、地表下六メートルまで発掘し、一八を数える文化層を検出した。最下層の一八層からは縄文前期前半の土器が出土、以来縄文中期初頭まで遺跡はキャンプ地として利用されていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by