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八ヶ岳 やつがたけ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

八ヶ岳
やつがたけ

長野・山梨県境にある火山群。両県境の赤岳 (2899m) を主峰に,南へ権現岳 (2715m) ,編笠山 (2524m) ,北へ横岳 (2829m) ,天狗岳などが約 20kmにわたり連なる。本来,夏沢峠以南編笠山までをさしたが,近年,峠以北の8峰を北八ヶ岳,以南を南八ヶ岳というようになった。

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デジタル大辞泉の解説

やつ‐が‐たけ【八ヶ岳】

長野県東部から山梨県北部にまたがる火山群。天狗岳・硫黄岳・横岳・阿弥陀岳・権現岳などからなり、最高峰赤岳で標高2899メートル。南麓には多くの湧水があり、裾野の高原では高冷地農業行われる

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百科事典マイペディアの解説

八ヶ岳【やつがたけ】

長野県東部から山梨県北部にまたがる南北約30kmの火山群。富士火山帯に属し,輝石安山岩系の溶岩と集塊岩からなる。最高峰は赤岳(2899m)。夏沢峠を境に編笠山,権現岳,赤岳,硫黄岳などの南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)と,天狗岳,中山,縞枯山,北横岳などの北八ヶ岳に分かれる
→関連項目美ヶ原ウルップソウ小淵沢[町]高根[町]千曲川茅野[市]杖突峠長坂[町]日本百名山富士見[町]松原湖山梨[県]

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世界大百科事典 第2版の解説

やつがたけ【八ヶ岳】

長野県東部と山梨県北部にまたがる火山。八ヶ岳の〈八〉は特定の8峰の意味でなく,多数の峰を表したものと考えられる。狭義には主峰赤岳(2899m)を中心として南北に連なる西岳,編笠(あみがさ)山,権現岳,阿弥陀(あみだ)岳,横岳,硫黄岳,峰ノ松目などの山列を指す。近年はこれらを南八ヶ岳としてまとめ,夏沢峠以北の根石岳,天狗岳,中山,縞枯(しまがれ)山,横岳などを北八ヶ岳として,両者を合わせて南北20km以上にわたって連なる標高2200~2900mの山列を八ヶ岳と呼ぶのが一般的となった。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔長野県〕八ヶ岳(やつがたけ)


長野県東部、佐久(さく)盆地と諏訪(すわ)盆地を分けて連なる火山群の総称。赤(あか)岳(標高2899m)を最高峰とし、南北に約30の火山が連なる。中央部の夏沢(なつざわ)峠から南の赤岳・権現(ごんげん)岳・編笠(あみがさ)岳・西(にし)岳・横(よこ)岳・硫黄(いおう)岳などの南八ヶ岳は岩峰が鋭く露出した険しい山容を示す。天狗(てんぐ)岳以北の北八ヶ岳はなだらかな山嶺が起伏する。北八ヶ岳は山稜(さんりょう)近くまで森林帯におおわれ、白駒(しらこま)池・雨(あめ)池ほかの池沼や湿原、高山植物群落が点在する。中腹以上は八ヶ岳中信(ちゅうしん)高原国定公園に属し、年間を通じ登山者が多い。山腹・山麓(さんろく)には蓼科(たてしな)高原・野辺山高原清里高原などの別荘地や温泉が点在し、一大リゾートを形成。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

八ヶ岳
やつがたけ

長野・山梨県境にある火山群で、佐久盆地と諏訪(すわ)盆地を分ける。中央地溝帯の東縁に噴出し、北から横岳、縞枯(しまがれ)山、天狗(てんぐ)岳、硫黄(いおう)岳、横岳、赤岳、権現(ごんげん)岳、編笠(あみがさ)山など2500メートル前後の山々が南北約20キロメートルにわたって続く。最高峰は南端に近い赤岳で標高2899メートル。東、南、西に広大な裾野(すその)を形成し、広原、野辺山(のべやま)、富士見(ふじみ)、清里(きよさと)などの高原がある。硫黄岳の鞍(あん)部を通る夏沢(なつざわ)峠を境に、北八ヶ岳と南八ヶ岳に分かれ、南八ヶ岳は侵食が進んで山頂付近まで渓谷が達しているが、北八ヶ岳は穏やかな山容で、山頂部東側に白駒、雨池、二子などの湖がある。裾野一帯は1600メートルあたりまでカラマツやアカマツが多く、2500メートル付近まではシラビソ、コメツガ、ダケカンバなど、それより上部はハイマツに変わる。またヤナギラン、マツムシソウなどの高山植物も多い。硫黄岳と横岳の間にはキバナシャクナゲ自生地があり、国の天然記念物に指定されている。山頂からは日本アルプスをはじめ、富士山、浅間山など中央日本の高山が大観できる。連峰を横断する峠は麦草峠、大河原峠、夏沢峠などがあるが、車道が通じるのは麦草峠(2151メートル)だけで、快適なドライブウェーになっている。山腹には東側に本沢(ほんざわ)、稲子湯(いなごゆ)、春日(かすが)、西側に奥蓼科(おくたてしな)などの温泉がある。登山コースのうち、稲子湯温泉から夏沢峠を経て南八ヶ岳を縦走し、JR中央本線小淵沢(こぶちざわ)駅へ至るコースは約18時間、2泊3日を要する。[小林寛義]

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