屋嘉宗勝(読み)ヤカ ソウショウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「屋嘉宗勝」の解説

屋嘉 宗勝
ヤカ ソウショウ


職業
琉球音楽家

生年月日
明治26年 5月1日

出生地
名護間切為又(沖縄県 名護市)

経歴
年少の頃より、音楽に優れた才能をみせた。大正3年、21歳の時ペルーに渡り、商業を営み日系移民の指導者として活躍。昭和12年に帰国後城間昭吾に師事し、古典音楽修業を本格的に始め、戦後は野村流音楽協会の再建に尽力し、28年には副会長に就任。特に舞踊組踊地謡に優れ、30年野村流古典音楽保存会が結成されると、初代会長に推された。琉球古典音楽の継承発展に大きく貢献した。

受賞
文部大臣賞〔昭和30年〕

没年月日
昭和36年 2月21日 (1961年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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