止住(読み)シジュウ

精選版 日本国語大辞典 「止住」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅう‥ヂュウ【止住】

  1. 〘 名詞 〙 とどまり住すること。住むこと。居住。
    1. [初出の実例]「増直砌前貪止住、唱名門外暫徘徊」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)二・見売物女〈藤原忠通〉)
    2. 「通夜ら止観明浄の月を翫ぶを以て止住僧侶の行とせり」(出典:延慶本平家(1309‐10)一本)
    3. 「島人甘水の有る所を択(えら)んで此に止住(シヂュウ)す」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む