最新 地学事典 「層準規制塊状硫化物鉱床」の解説
そうじゅんきせいかいじょうりゅうかぶつこうしょう
層準規制塊状硫化物鉱床
strata-bound massive sulphide deposit
特定の層準に限られて産し,Cu・Pb・Znの硫化物に富み脈石鉱物に乏しい塊状の鉱石を特徴とする鉱床。初めカナダ楯状地の先カンブリア時代の変成岩中の鉱床について命名されたが,その後時代に関係なく用いられている。カナダのMataga-mi・Noranda・Kirkland・Bathurst等の銅・亜鉛または銅・鉛・亜鉛鉱床,日本の黒鉱鉱床がその例。カナダの鉱床は当初深成交代鉱床とされたが,その後,海底熱水鉱床と考えられている。
執筆者:鹿園 直建
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

