履き込む(読み)はきこむ

精選版 日本国語大辞典 「履き込む」の意味・読み・例文・類語

はき‐こ・む【履込・穿込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. あらたまったよそ行きの履物や目立つ履物などをはく。
    1. [初出の実例]「八朔ちかきふところの帳〈己百〉 薄縁の下に雪踏をはき込て〈同〉」(出典:俳諧・継尾集(1692)四)
  3. すっかり自分のものとして、はきならす。
    1. [初出の実例]「紺の股引はき込んだ、月給一円の僕殿を」(出典:明治の光(1875)〈石井富太郎編〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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