山の根横穴群(読み)やまのねよこあなぐん

日本歴史地名大系 「山の根横穴群」の解説

山の根横穴群
やまのねよこあなぐん

[現在地名]逗子市山の根一―三丁目

国鉄逗子駅の北側で、北から南に向かって多くの尾根が張出す。現在尾根の先端部や谷内に八群三六穴が確認されている。横穴の形態は断面アーチ形で奥幅が最大で、入口へしだいに幅と高さを減ずる。玄室羨道との境がなく、いわゆる膨張筒形といわれるものが大半で、しばしば奥壁に接して棺座(造付石棺)を造るものがある。この横穴形態は新宿しんじゆく横穴群のドーム形のものより一時期新しいと考えられ、この地域においては最末期の横穴である。本田庄作氏邸裏山の一〇穴中八穴の発掘によれば、盗掘された痕跡もあり、わずかに土師器須恵器と玉類が出土し、火葬骨に焼けた玉類を伴っていたものもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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