日本歴史地名大系 「山之作村」の解説 山之作村やまのさくむら 千葉県:成田市山之作村[現在地名]成田市山之作寺台(てらだい)村の東に位置し、北は西流する取香(とつこう)川を境に東金山(ひがしかなやま)村。山作・山ノ作・山野作・山ノ柵とも書く。天正一九年(一五九一)一〇月の検地帳(写、小川家文書)に香取郡山之作村とある。佐倉藩領。元禄郷帳では高二五二石余。寛延二年(一七四九)の佐倉藩領村高覚によれば、小物成として夫役永四七三文余・山銭鐚一貫五三二文があった。同年夏、大風雨のため村内を通る成田道(香取鹿島道)が崖崩れなどで通行不能と藩に報告している(佐倉藩年寄部屋日記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by