山内作左衛門(読み)やまのうち さくざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山内作左衛門」の解説

山内作左衛門 やまのうち-さくざえもん

1836-1886 幕末-明治時代の武士,実業家
天保(てんぽう)7年7月21日生まれ。山内提雲の兄。幕臣。慶応元年遣露留学生の目付役としてロシアにわたる。4年新選組に助力,新政府軍に捕らえられ投獄された。のち神奈川で薬舗賛化堂,ついで東京日本橋で資生堂をひらき陸軍御用の薬種商として成功した。明治19年3月12日死去。51歳。江戸出身。名は信恭。著作に「魯西亜(ロシア)事情」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android