デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山内提雲」の解説 山内提雲 やまのうち-ていうん 1838-1923 幕末-明治時代の武士,官僚。天保(てんぽう)9年9月17日生まれ。山内作左衛門の弟。幕臣。文久3年遣仏使節池田長発(ながおき)に随行。慶応3年パリ万国博に派遣された徳川昭武の通訳として随行。戊辰(ぼしん)戦争で榎本武揚(たけあき)の軍にくわわり禁固される。のち逓信省会計局長,鹿児島県知事,製鉄所長官などをつとめた。大正12年2月5日死去。86歳。通称は六三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例