目付役(読み)メツケヤク

デジタル大辞泉 「目付役」の意味・読み・例文・類語

めつけ‐やく【目付役】

監視する役。監督役。「お目付役を仰せつかる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目付役」の意味・読み・例文・類語

めつけ‐やく【目付役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. めつけ(目付)
    1. [初出の実例]「左右に目付(メツケヤク)同心明所もなく立ならび」(出典浮世草子新可笑記(1688)五)
  3. めつけ(目付)
    1. [初出の実例]「諸士取調役といふ云はば目付役(メツケヤク)のやうなものを命ぜられた」(出典:戊辰物語(1928)〈東京日日新聞社会部〉維新前後)
  4. 検地奉行に随行して、検地役人案内人行跡を監察する役人
    1. [初出の実例]「目付役は才智有正路成者吉〈略〉又目付役は竿の始と納と、見当之出入、竿取之足腰に気を付べし」(出典:勧農固本録(1725)下)

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