20世紀日本人名事典 「山崎大耕」の解説
山崎 大耕
ヤマザキ タイコウ
明治〜昭和期の僧侶 臨済宗相国寺派管長;相国寺住職。
- 生年
- 明治8年9月5日(1875年)
- 没年
- 昭和41(1966)年2月7日
- 出生地
- 島根県松江市
- 旧姓(旧名)
- 奥田
- 別名
- 号=無為室
- 経歴
- 明治14年松江の瑞光寺で得度。25年臨済宗妙心寺派知客職。行脚して京都に出、天竜僧堂に留止、竜淵元碩、峨山倡禎に歴参した。35年瑞光寺住職、38年妙心寺住職、43年円成寺を兼務。大正3年妙心寺派巡教師適任証を受けて諸教区を巡教、本派宗議会議員となった。8年瑞光寺を辞め、台湾臨済護国禅寺住職、9年台湾布教監督を兼ねた。10年上京し、臨済宗相国寺派管長独山玄義に参じてその法を嗣いだ。同年大通院住職となり、相国寺派専門道師家。14年相国寺副住職、昭和2年相国寺住職、18〜33年相国寺派管長を務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報