山本徳一(読み)ヤマモト トクイチ

20世紀日本人名事典 「山本徳一」の解説

山本 徳一
ヤマモト トクイチ

大正・昭和期の医師,社会事業家



生年
明治11(1878)年12月15日

没年
昭和51(1976)年1月25日

出生地
岡山県赤坂郡由津里村(現・赤坂町)

学歴〔年〕
済生学舎卒

経歴
東京と大阪で医学を学び、明治38年郷里の岡山県鳥取上村(赤坂町)で開業する。大正4年同村に小坂峯三村長らと石相小学校母の会を設立、のち同小学校衛生会と改め、10年同村小児保護協会へと発展させ、妊婦乳幼児の保護事業と農村の保健衛生を向上させた。戦後は戦災孤児救済のため、黒住教援助で同協会に天心寮(養護施設)を開設するなど、長年に渡り要保護児の養育に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本徳一」の解説

山本徳一 やまもと-とくいち

1878-1976 大正-昭和時代の医師。
明治11年12月15日生まれ。大正4年郷里の岡山県鳥取上村(とっとりかみそん)(赤坂町)で石相小学校母の会を設立,10年同村小児保護協会へと発展させ,妊婦,乳幼児の保護事業と農村の保健衛生を向上させる。戦後,戦災孤児救済のため天心寮を開設した。昭和51年1月25日死去。97歳。済生学舎卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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