コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

山本飛騨掾 やまもと ひだのじょう

2件 の用語解説(山本飛騨掾の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山本飛騨掾 やまもと-ひだのじょう

?-? 江戸時代前期-中期の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い,浄瑠璃作者。
京都の人。からくり細工と糸じかけを応用した手妻人形をあやつり,名人とうたわれた。元禄(げんろく)13年(1700)飛騨掾,翌年河内掾(かわちのじょう)を受領(ずりょう)。「かりがね文七一周忌」などの浄瑠璃台本もかいた。前名は山本弥三五郎

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

山本飛騨掾

生年:生没年不詳
江戸前・中期に人形浄瑠璃の大坂出羽座を中心に活躍した人形遣い,浄瑠璃作者。名人形遣いおやま五郎兵衛の子で,初名を山本弥三五郎という。水大からくりなどの各種からくり細工と手妻人形で知られ,後代の三人遣いへの道をひらいたといわれる。元禄13(1700)年に飛騨掾を受領,さらに翌年河内掾を重任し,翌々年には京都の浄瑠璃名代(興行権)河内掾をも継承した。一時江戸に下るが,正徳半ばごろから出羽座の座本を勤め,享保初年には再び江戸堺町に出て,山本出羽芝居をたてたともいう。執筆作品に「かりかね文七一周忌」「国仙野手柄日記」などが知られるが,からくりを多用した見せ場本位のものが多い。<参考文献>若月保治『人形浄瑠璃三百年史』

(阪口弘之)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

山本飛騨掾の関連キーワード豊竹座人形浄瑠璃操り浄瑠璃植村文楽軒浄瑠璃狂言浄瑠璃座淡路人形浄瑠璃植村文楽軒(2代)植村文楽軒(6代)内海繁太郎

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone