最新 地学事典 「山東半島金鉱床」の解説
さんとんはんとうきんこうしょう
山東半島金鉱床
Jiaodong Peninsula gold deposits
中国山東半島に分布する約200の金鉱床群。年間100t弱の金が生産され,中国の25%の生産量に相当。1,000年以上前に採掘開始。金埋蔵量は4,000t以上と推定される。半島の基盤は後期始生代片麻岩で中生代深成岩類が貫入。北東方向の断層群に沿って分布する造山型金鉱床で,多くは花崗岩類に胚胎。石英─黄鉄鉱脈からなるLinglong型と剪断帯に黄鉄鉱が鉱染するJiaojia型に区分される。セリサイト─カリ長石変質を伴う。鉱化年代は126〜120Maに集中する。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:造山型金鉱床
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

