山根赤鬼(読み)ヤマネ アカオニ

20世紀日本人名事典 「山根赤鬼」の解説

山根 赤鬼
ヤマネ アカオニ

昭和期の漫画家



生年
昭和10(1935)年8月16日

没年
平成15(2003)年6月24日

出生地
東京都港区赤坂

出身地
富山

本名
山根 孝(ヤマネ タカシ)

別名
別名=山根 あかおに

学歴〔年〕
東京都立小金井工(夜間部)卒

主な受賞名〔年〕
日本漫画家協会賞優秀賞〔昭和54年・63年〕「ゆかいなふたり」「まんが5・7・5」

経歴
昭和24年中学2年の時、「北日本少年新聞」に一卵生双生児の兄との交代執筆による「北日坊や」を連載して漫画家デビュー。25年「のらくろ」で知られる田河水泡に見出され、赤鬼のペンネームをもらう(兄は青鬼)。富山の高校を1年で中退して、27年一家で上京。雑誌「漫画少年」の投稿時代を経て、31年より「少年クラブ」に「よたろうくん」を13年間連載。一貫して子ども向けのユーモア漫画を手がけた他、児童書のさし絵など幅広いジャンルで活躍。平成元年田河水泡から「のらくろ」の執筆を託された。ほかの作品に「かのこちゃん」「丸井せん平」「のらくろ川柳まんが」などの他、自叙伝「青鬼赤鬼道中記」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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